不動産投資での成功とは何かが書いてある本を探しましょう。

最初は広く浅く読むのもいいでしょう。

不動産投資を始めるためには、投資関連の本を広く浅く読むことから始めるのをおすすめします。
その中でも、そもそも不動産投資の成功とはいったいどういうことを指すのかをきちんと説明している本を探すのがおすすめです。
人によっては経済の勉強さえできれば、投資で損をしても、経験のために授業料を払ったにすぎないので成功ととらえる人もいるし、税金対策で投資をしているのだから、儲からなくても成功と考える人もいます。
人それぞれで成功の定義が違うのですから、投資を始めるに当たって成功とは何かということをきちんと押さえておく必要があります。

今回説明する成功は、時間、収益パフォーマンス、他の投資に資金を投入した場合との比較の観点から考えます。
例えば1億円かけて購入した不動産を1年後に1億1000万円で売ることができたら1年で1000万円の儲けなので元本の10%の利益になります。
しかし、これが10年後に1億1000万円で売れたとしたら10年で1000万円の利益なので1年でみたら元本の1%の利益にすぎません。
同じ1000万円の利益でも、費やした時間が違えば収益パフォーマンスは大違いです。
例えの前者は成功ですし、後者は失敗です。

また、同じ1億円を例えば日経平均株価指数に投資ししたら、どれだけのパフォーマンスになっていたかを比較することで、不動産に投資した方が良かったのか、日経平均株価指数に投資したら良かったのかがわかります。
日経平均株価指数にパフォーマンスが負けていたとしたら不動産投資としては失敗になります。
つまり、投資における成功とは単位期間あたりの収益パフォーマンスで測るのが妥当で、経済や投資の経験になったとか、税金対策になったとかをもって成功とするのは妥当ではありません。
この軸がぶれると、投資そのものがゆがんでしまいます。

この考え方は非常に単純なため、きちんと書いている本はわずかしかありませんが、実際に投資を始めるとこの単純なことを外してしまって大切な資金を市場に流し込んでは失っている人が多いのが実情です。
また、土地を買ってアパートを建てて家賃収入を得る投資法を例にとると、1億円で物件の購入とアパート建設を済ませ、一年で1000万円ずつ家賃収入が入ると仮定して最初の10年間は不動産取得分の穴埋めという形になり、11年目からが実際の利益になります。
かなり長い目で見ないと収益があがらない投資モデルになりますので、不動産投資で得た利益はすぐ使いたい種類のものか、近未来の老後資金にしたいのかというような目的によっても成功というのが変わってきます。

このように「投資の成功」という一点だけでもかなり難しい問題を含んでいますので、投資の体験談等が載っている本も併せて読んでおくことをおすすめします。