不動産投資の基礎が分かる本から読もう!

利益がでるかどうかの確率やかかってくる税金について勉強しましょう。

アベノミクス政策における3本の矢の一つ、大胆な金融緩和は黒田日銀総裁の就任後、異次元レベルの緩和にまで膨れ上がり、今や金融商品市場にはじゃぶじゃぶと資金が流入しています。
金融商品市場の活況を見て、銀行預金の金利はほとんどゼロのまま変わらず、少子高齢化社会では年金も当てにならず、虎の子の老後資金を投資に回そうと考えている人が増えつつあります。

その投資対象の一つに不動産市場があります。
不動産投資をするにあたって、投資の基礎を勉強できる本を最初に読むことをおすすめします。
そもそも投資とはリスクをとって大きな収益を目指す類のもので、失敗したら出資分を失い、成功したら利益を得られるという性格です。
ですから危険のない投資、失敗しない投資というものはありません。
リスクとは「危険=デンジャー」ではありません。
将来のことがどうなるかわからない不確実性のことをいいます。
この不確実な未来に賭けるのが投資になります。

不動産投資の勉強をするに当たって、最初に読んでおきたい本は確率の考え方についてかかれたものが適当です。
おすすめは高校の教科書レベルの内容で確率と期待値について書かれたものがいいでしょう。
例えば、不動産を買って買値よりも高く転売して収益を上げるという投資で儲けることを考えます。
不動産が買値より下がる確率を1/2、上がる確率を1/2に仮定します。
買値より100万円上がったら売るが、100万円下がったら塩漬けを嫌って損切しようという計画にしましょう。

この例で考えると1/2の確率で100万円が儲かる可能性があるが、1/2の確率で100万円損するかもしれないということになります。
これは非常に単純化したモデルで、実際の投資は時間の概念、税金、手数料の概念が入ってくるのでもっとややこしくなります。
時間は投資をするのにあたって大切な概念で、土地を取得してから転売するまでにどれだけの時間がかかったかを問題にしないといけません。
不動産は取得してもなかなか転売できません。
お金儲けのために投資をするのですから、自分の思うタイミングでお金を得られなければ失敗です。
このリスクを流動性リスクと言います。

次に税金を無視して投資はできません。
先の例でいうと損をするのは100万だが、得をしたときの利益100万円から税金手数料が30万円を引かれたらかなり厳しい戦いになります。
つまり、転売目的で土地を取得するなら上がる確率が6割5分くらいを見込んでようやくイーブンで、5分5分なら30万円の負けということになります。

このように不動産投資は勉強することがたくさんあります。
様々なことが絡みますので、確率、税金の本などでしっかり勉強してから望むことをおすすめします。